デイリーNKジャパンは、統合幕僚監部(統幕)が作成して共産党に流出し、共産党の仁比聡平(にひそうへい)氏が2日の参院特別委員会で提示した資料の全文を入手した。
資料は、河野(かわの)克俊統幕長が昨年12月17、18両日の訪米で、デンプシー統合参謀本部議長ら米軍・国防総省幹部7人と会談した内容を記載したもの。
全23ページで、オディエルノ陸軍参謀総長、スペンサー空軍副参謀総長、ワーク国防副長官、グリナート海軍作戦部長、スイフト海軍作戦部幕僚部長、デンプシー統合参謀本部議長、ダンフォード海兵隊司令官と河野氏とのやり取りを、日付順でまとめている。
昨日公開した河野氏とオディエルノ陸軍参謀総長、ダンフォード海兵隊司令官に続き、ワーク国防長官との会談内容を全文掲載する。会談でワーク氏は、昨年の衆院選での安倍自民党の勝利について「我々にとっての助けになる」と述べ、日本の集団的自衛権行使に対する強い期待感を表明。また、尖閣問題が日米安保条約の対象となることを改めて明言した。
会談内容は以下のとおり(カッコ内は編集部)。
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