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8月5日の時点で恵山の市場では米1キロが5500ウォン(約82円)なので、72キロ分に相当する大金だ。そんなお金を工面するあてもない彼女は、もどかしい思いをしつつ切符の値段が下がるのを待つしかない状況だという。

恵山から平壌までは停電の影響を受けないディーゼル機関車が牽引する特別列車もあるにはあるが、今年初めの時点でも運賃が9万ウォン(約1260円)と庶民がおいそれと乗れるものではない。

準戦時状態の余波は、しばらく続きそうだ。

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