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南北の軍事的緊張の高まりをきっかけに、25日まで準戦時状態を宣布していた北朝鮮。この間、保安員(警察官)たちは、「このチャンスを逃すな!」とばかりに、なにかと理由をつけて住民から賄賂を巻き上げている。

こうした保安員たちの横暴ぶりについて両江道(リャンガンド)のデイリーNK内部情報筋が語る。

「ヤツら(保安員)の手口はこうだ。まず、夜道を歩いている人を呼び止めて『準戦時状態だから』という理由で職務質問する。続けて『元帥様(金正恩氏)は南朝鮮傀儡(韓国)との戦争で必死になっているというのに、どこをほっつき歩いているんだ』と荷物検査を行いやがる」

職質されたのは民間人だが、それにもかかわらず「軍人には完全武装が指示されているのに、非常時用の物品を持っていないとは何事だ!」と言いがかりをつけて執拗に荷物検査を繰り返し、挙げ句の果てには「保安署に連行する」と言い出すのだ。