「爆弾発言」は、つい最近、金正恩氏が幹部たちを集めた席で語られたという。発言を聞いた幹部たちの多くは拍手したが、国際社会からの孤立を自ら招きかねないと不安視する幹部もいたとのことだ。
発言の真偽は不明だが、金正恩氏は、今年6月に長江で起きた旅客船沈没事故に関連して「中国に公式の弔意を示すな」との指示をしたとRFAの北朝鮮内部情報筋が伝えている。
中国の「先輩風」毛嫌い
指示を聞いた幹部たちは「不幸な目に遭った隣国に対してあんまりだ」と激しく失望。情報筋も「若い指導者が、未熟な判断で北朝鮮を孤立に追い込んでいる」と手厳しい。