平壌以外の地方でも外食文化は、広まっている。個人経営の食堂で外食を楽しみ、日が暮れれば屋台で豆腐をつまみに一杯やる。食事も楽しめることから、家族連れも多い。お年寄りは長椅子に腰掛け、ポップコーンひと袋をつまみながらおしゃべりに明け暮れる。
苦しい生活のなかのささやかな楽しみ、そして幸せのひとときなのかもしれない。
北朝鮮当局は、韓流ドラマの取り締まりの厳格化し、簡単に視聴できなくなっているが、韓流ドラマが北朝鮮に与えた「幸せのかたち」は、人々から消えることはないだろう。
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