北朝鮮の労働新聞は、朝鮮戦争の休戦協定が結ばれた7月27日を前にして、金正恩第一書記が、戦争記念館「信川博物館」を現地指導したことを報道した。

信川博物館を現地指導する金正恩氏/2015年7月23日付労働新聞より
信川博物館を現地指導する金正恩氏/2015年7月23日付労働新聞より

「信川博物館」は、黄海南道(ファンヘナムド)信川(シンチョン)郡にある戦争博物館だ。北朝鮮は、朝鮮戦争の休戦協定が結ばれた7月27日を「祖国解放戦争勝利記念日」、すなわち「戦勝記念日」と位置づけている。

今回の現地指導は、対外的に反米姿勢を強調しながら国内を締め付ける意図が見られる。

信川博物館を見て回る金正恩氏/2015年7月23日付労働新聞より
信川博物館を見て回る金正恩氏/2015年7月23日付労働新聞より

金正恩氏は、「信川博物館」について「復しゅうの念の発祥点であり、米帝の野獣じみた蛮行をことごとく暴露する歴史の告発状である」と強調しながら次のように語った。

米帝が自分らの罪科を覆い隠そうといくら狡猾(こうかつ)に振る舞っても、この地に残した血の痕跡は絶対に消すことはできないと言い、血は血でもって返さなければならず、米帝とは必ず銃剣でもって決算しなければならない。

米帝の欺まん宣伝にだまされて米国を平和と人権の守護者に誤認しているのが世界の現実であるとし、米帝の野獣性と狡猾さをわれわれが告発し、決算しなければならない。

博物館前で記念撮影を行った金正恩氏。右端に立つ黒い服の女性が金与正氏。
博物館前で記念撮影を行った金正恩氏。右端に立つ黒い服の女性が金与正氏。

現地指導には、黄炳瑞(ファン・ビョンソ)金己男(キム・ギナム)リ・ジェイル、金与正(キム・ヨジョン)氏が同行した。

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