北朝鮮外務省のスポークスマンは21日、イラン核協議の最終合意と北朝鮮を関連付けて論じる米国に不快感を示し「核を凍結したり、放棄することを論じる対話には全く関心がない」と言明した。朝鮮中央通信の記者の質問に答える形で述べた。

同通信の記事全文は次の通り。

【平壌7月21日発朝鮮中央通信】朝鮮外務省のスポークスマンは米国がイラン核協議の妥結を共和国と結び付けていることに関連して21日、朝鮮中央通信社記者の質問に次のように答えた。

最近、イランの核問題に関連する合意が遂げられたことをきっかけに、米国がわれわれの核問題についてどうのこうのと言っている。

14日、米国務省の報道官は、「北朝鮮の核計画問題を討議し、核軍縮の具体的かつ本格的な段階に入るようにするなら」、そのような対話に臨む準備ができているとし、16日、米国務省の次官もイランの核合意が推進されてわれわれが考え直すようになることを願うなどと言った。

イランの核合意は、自主的な核活動の権利を認めてもらい、制裁を解除するための長期間の努力によってイランが収めた成果である。

しかし、われわれは実情が完全に異なる。

われわれは名実ともに核保有国であり、核保有国には核保有国としての利害関係がある。

われわれは一方的に先に核を凍結したり、放棄することを論じる対話には全く関心がない。

われわれの核抑止力は、半世紀以上持続している米国の核脅威と敵視政策から国の自主権と生存権を守るための必須の手段として、協議のテーブルの上にあげる駆け引き物ではない。

イランの核合意を、絶え間ない大規模の合同軍事演習をはじめとする米国の挑発的な軍事的敵対行為、最大の核脅威が恒常的に加えられているわが国の実情と比べようとすること自体が理に合わない。

米国の敵視政策が残っている限り、われわれの核武力の使命は絶対に変わらない。―――

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