北朝鮮の各地に存在する「労働鍛錬隊」。単純脱北、窃盗、無断欠勤など比較的罪状が軽い犯罪者を収容し「肉体的負担を課して教化する」との目的で強制労働をさせる一種の刑務所だ。

通常、15日から半年で出所できることから、その惨状についての証言は多数存在するが、デイリーNKは、朝鮮人民軍保衛司令部の「607労働鍛錬隊」に収監された経験のある人とのインタビューに成功した。

「607労働鍛錬隊」は再教育が必要な人民武力部の幹部、各軍団の幹部、軍所属の外貨稼ぎ事業所の幹部などが収容されるが、その厳しさから『虎の施設』と言われている。保衛司令部直属ということもあり、他の労働鍛錬隊以上の残虐行為が繰り返され、餓死者が続出していることがわかった。