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雇用期間は、1日から数年で、賃金も時給制、日当制、年単位などが多用だ。日給額は、北朝鮮ウォンで数千ウォンから3万ウォン(約450円)と幅が広い。

仕事のニーズとして多いのは、トンジュなどの富裕層の家に住み込みで働く。仕事内容は、男でも子守から洗濯、農作業などあらゆる作業をする、いわば「下男」だ。主に、市場で商売できない貧困層からは、住み込みで食事も保証される「下男」の仕事はそれなりに人気がある。

また、ストリートチルドレンとして、身寄りもなく、世の中の事情に疎いコチェビたちは、商売ができるほどの力も知識がなく、「下男」の仕事しか就けない場合も多い。

格差社会特有の雇用体系ともいえるが、一方では「奴隷制度のようだ」と咸鏡北道(ハムギョンブクト)の内部情報筋は語る。

「手配師のなかは、コチェビや孤児を収容している中等学院の教師から個人情報を聞き出し、軍隊や突撃隊に行く年齢のコチェビを施設から脱出させて、『奴隷』のような形で売り払うヤツもいる」

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