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金正恩第一書記は、「人民愛」を強調しながら見た目が豪華な「ハコモノ建設」を進め、全国各地にレジャー施設の新設、拡張、グレードアップの工事が行われている。さらに、トンジュ(金主=新興富裕層)の建設事業への参加にも許可を出す。

一例を挙げると、2014年には、火力発電所から出た熱を利用した温水プールやサウナがトンジュの資金で建設された。

北朝鮮当局は、こうしたハコモノ行政を通じて、「生活を豊かにする人民愛あふれる指導者・金正恩同志」とアピール。朝鮮中央テレビは、紋繍プールを「喜びとロマンに満ちた人民の喜び、幸せの笑い声が途切れることがない」と自画自賛する。これが「金正恩式ハコモノ行政」だ。

こうした報道を見聞きすれば、干ばつと闘いながらの田植え戦闘で苦しい思いをしている住民たちが、紋繍プールの水を優先する北朝鮮当局に不満を持つのは当然だろう。

内部情報筋は、住民たちの「金正恩式ハコモノ行政」に対する怒りの声を伝える。

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