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その理由とは、「側近ばかりを登用した」。かつて、鏡城(キョンソン)郡の党組織秘書だったホ・ヨンギは、会寧市に栄転が決まり、側近をすべて連れてきて、重要なポストを与えたという。

その代表格が、オサン旅館(ホテル)の支配人キム・ヨンオク。ホ・ヨンギはキム氏を鏡城から会寧に連れてきてホテルの支配人に登用した。また、宴会などでホテルを積極的に活用し、キム・ヨンオクもかなりの財産を築いていたという。

会寧出身の脱北者女性はRFAの取材に対して、「ホ・ヨンギは、一般住民を建設事業に動員して苦しい思いをさせたが、成果を上げていたことから当局にとっては都合のいい人物だったはず」と語った。さらに、ホ・ヨンギが15年間も会寧市党責任秘書のポストに居座ることができたのは、それなりの理由があった。