北朝鮮国内で、不動産投資が活発化している。

主役は、「トンジュ(金主)」と言われる新興富裕層である。ヤミ市場などでの商売で資金を蓄え、日本で言うところの「金融ブローカー」として財をふくらませたトンジュたちは、従来から個人住宅の取引、運輸業などのビジネスに関わってきた。

彼らは北朝鮮国内のありとあらゆる不動産に投資しているが、最近では故金正日氏の「護衛部隊(親衛隊)」が使っていた建物までも購入したとの話まで聞こえてきている。

2014-10-17-01-02
金策総合工業大学教育マンションを視察する金正恩氏

北朝鮮では住宅や不動産は国の所有物だ。私有財産ではないため、本来は「取引」自体が違法である。