麻酔無しで手術をした。その痛みは言葉にできないほどだった。メスを入れたお腹から伝わってくる痛みがどれだけひどいのか、吐き気がして全身がぶるぶると震えた。
お腹の中を観察した医者は私の顔の上に覆われていた布を持ち上げて、「お前、本当にお腹が痛かったのか」と聞いてきた。
「先生、実はとてもお母さんに会いたくて、嘘をついて痛いと言いました。逃げようと思ったわけではありませんから、そのままお母さんと数日間病院で過ごして、教化所に行くことができるようにしてください」
医者は私が殺人犯ということを知っていたが、なぜか警護員をごまかして、私が病院に入院できるように承認してくれた。切ったお腹を縫っている間、足が揺れて全身がぶるぶると震えた。
自分の血のにおいに吐き気
縫合が終わった後、私は一人で立ち上がることができなかった。痛みに堪えるために腕に力を込めたためか、腕が固まって曲げられず、全身に力を込めることもできなかった。
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