米国が、過去に北朝鮮の核施設にサイバー攻撃を仕掛けたが、失敗に終わっていたとロイター通信が29日(現地時間)に報じた。

ロイター通信は、複数の米国情報機関関係者の証言として、米国とイスラエルはイランの核施設を破壊するためにコンピューターウイルス「スタックスネット」を開発した際に、北朝鮮の核施設を攻撃するため、朝鮮語(ハングル)に設定されたコンピュータに感染する類似ウイルスを開発した。

しかし、北朝鮮のネットワークシステムが、極度に閉鎖的で核開発プログラムを制御するコンピュータへのアクセス出来ず、攻撃は失敗に終わったという。

スタックスネットは、史上最も致命的な打撃を与えられるサイバー攻撃技術で、米国、イスラエルなど3〜4カ国だけが保有していると言われている。

米国は2010年、イランの「ウラン濃縮用遠心分離機」をターゲットに、スタックスネットを使ったサイバー攻撃を仕掛けて成功。約8400台の遠心分離機が稼働不能になった。

イランは、攻撃を受けてから莫大な資金を投入してサイバー攻撃と防御能力を育てたが、北朝鮮もスタックスネットの攻撃能力を備えているという主張もある。

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