金正恩氏は、「農業は社会主義を守る階級闘争だ」と言っており、農村支援に学生を動員するのも教師の重要な務めだ。しかし、学校現代化も貫徹しなければならない。
教師たちが、悩んだ末に出した結論が「不参加費」の徴収。学校現代化による「ハコモノ」は目に見える成果として評価されるからだ。
60ドルを払って農村支援に行かない生徒は、大抵トンジュ(金主、新興富裕層)や幹部の子供たち。
別の情報筋は、そんな金など払えず泣く泣く農村支援に行かされる一般住民の間で不満が高まっているとし、住民たちの反応を次のように伝えた。