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両江道の情報筋によると「種まき、植え付けが終われば支援者たちが出来る農作業はない。しかし、中央が6月20日までを支援期間と定めているので帰るわけにもいかず、暇をもてあましている。まさに『穀潰しだ』」

作業があれば農民たちも支援者を家に泊める。しかし、暇をもてあます彼らの面倒を見るほどの余裕はないため体よく家から追い出す。行き場を失った支援者たちは野宿しているという。

故金日成氏と正日氏が提唱した「チュチェ農法」は、地域の気候、特性などをまったく考慮しない非科学的な農法だが、「偉大な首領様と将軍様」が考え出した農法だけに、誰も否定したり修正はできず、毎年同じ失敗を繰り返すという構造的問題を抱えているのが北朝鮮の農業事情だ。

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