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平安南道(ピョンアンナムド)のデイリーNK内部情報筋によると、農村支援戦闘は今月20日から6月末まで行われ、初級中学校3年生から全国の党や行政機関のイルクン、工場企業書の従業員、専業主婦まではすべて動員される。

平安南道南浦市江西区域にある青山里協同農場での「田植え戦闘」(画像:朝鮮中央テレビキャプチャー)
平安南道南浦市江西区域にある青山里協同農場での「田植え戦闘」(画像:朝鮮中央テレビキャプチャー)

学生は、食糧と洗面道具などを携えて道内の協同農場に40日間泊まりこみで働く。田植えや穀物の種まき、草取りなどの日々が続く。

一方、工場・企業所の従業員や主婦は、近郊の農場に出勤する形で、毎日農作業を手伝う。

地方当局の指示によって、小学生まで動員させられる地域もある。役人たちは、専業主婦に、「飯食ってるやつは全員動員の対象」とハッパをかける。

この時期、鉄道は臨時列車まで運行して農村支援者たちを都市から農村に運ぶことから駅前は農村に向かう人で一杯だ。農村へ行く子どもを持つ親は「田植え戦闘」期間中の、子どもの食糧や生活必需品の準備で頭を痛い。一方、「田植え戦闘」の関連商品を販売する商人たちは、稼ぎ時だ。

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しかし、これだけ国民を総動員しているにもかかわらず、毎年食糧が不足するのはなぜか。