たとえば、2014年3月にはキヤノン製のカメラを搭載した小型の機体が軍事境界線の南側で墜落。韓国政府は同機が北朝鮮から飛来したと見ている。
また、2012年4月の軍事パレードには別の無人機が登場し、軍事専門家を驚かせた。韓国からの情報によると、北朝鮮は第三国を経て、米国製の高速標的機「MQM-107D」を入手。それをベースに、偵察・攻撃力を備えた機体を開発したとされる。
また、北朝鮮の朝鮮労働党中央委員会は2月10日、政治局会議を開催し、様々な政策を盛り込んだ決定書を採択した。その中でも、精密兵器や無人兵器の開発に力を入れていくと明確に述べている。
ちなみに、韓国が北朝鮮の新兵器に驚かされるのは、今年に入りSLBMの発射実験で2回目だ。2月に試射が公開された新型対艦ミサイルも、韓国にとっては脅威になっている。
そして韓国に輪をかけて、と言うか、ほとんど異次元レベルでのんびりしていたのが日本メディアである。主要メディアは北朝鮮の新型ミサイルや新型潜水艦について、米韓の情報を引用して報じるだけで、分析らしきことをほとんどしていない。
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