携帯電話を使う北朝鮮の女性。(本文とは関係ありません)(c)Roman Harak
携帯電話を使う北朝鮮の女性。(本文とは関係ありません)(c)Roman Harak

北朝鮮当局は、「体制を脅かす」との理由で海外ドラマや映画、とりわけ韓流コンテンツの取り締まりには厳しい。あらゆる形で、取り締まりを行うが、最近では携帯電話のメモリをターゲットにしている。

韓流コンテンツに関しては、取締が緩くなった時期があった。若者たちは、比較的自由に携帯電話にK-POPを記憶させて視聴していたが、ここ最近、また厳しくなっているという。

町で歩いていると、突然現れた取締要員が携帯電話を取り上げ、中身を調べる。さらに、ポケットの中まで念入りに持ち物検査されるとのことだ。こうした取り締まりに、若者たちは「最新デジタル技術」を駆使しながら対抗している。

?咸鏡北道(ハムギョンブクト)のデイリーNK内部情報筋は次のように語った。

「最近の若者たちは、携帯電話に内蔵されたBluetooth(ブルートゥース)機能やSDカードを通じて、韓流ドラマなどの「禁止コンテンツ」をシェアする。『ノートテル』などの大きめのデバイスと違い、万一捜索されても隠し通せるからだ」

一方、取締が厳しくなったことから、韓流視聴は控えられている。市場での韓流ソフトの販売も非常に難しい状況だ。

ただし、幹部たちは比較的自由に楽しむ。彼らも見せしめで、処罰されるケースがあるが、一時的なもので、むしろ幹部たちの韓流視聴はますます大胆になりつつある。一般住民たちも、取り締まりの強化には楽観的だ。

「どうせ、そのうち(取締は)緩くなる。少しガマンすれば、また韓流を見られるようになるさ」(情報筋)


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