人民武力部部長クラスの高幹部が処刑されれば、関係があった幹部たちも数珠つなぎのように数百人処刑されるというのが北朝鮮での常識だ。

玄氏と直接繋がっていた人民武力部や軍幹部のみならず、軍と取引がある企業所社長、共同で外貨稼ぎ事業を行っているトンジュ(金主)たちは、いつ自分の身に火の粉が舞い降りるのかと恐怖に震えている。

金正恩氏のやり方は「子供っぽい」

北朝鮮の一般住民にとって「玄永哲粛清劇」は、自分たちとは関係ない政治の話しであり、あまり気にしていない様子だが、ある程度の知識人や情報通の間では、90年代の深化組事件の時のように、通常では考えられない「粛清の嵐」が吹き荒れるのではないかと噂している。

また、金正恩氏が子どもの頃、負けず嫌いが過ぎてスポーツで負けると八つ当たりで周りの子どもたちをいじめていたことは、大抵の人が知っている。

北朝鮮住民は、相次ぐ粛清劇を見ながら、「(金正恩氏の粛清方法は)子供じみている」「子供の頃からまったく成長していない」と思っている。

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