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「夫が処刑されたことが大きい。北朝鮮社会の基本は個人ではなく家族だ。彼女は罪にも問われてないが、反逆者の妻であることに変わりない。公の場に出ると住民たちに混乱を与えかねないので、表に出ない方が得策だと幹部たちが判断した。慶喜氏自身も、金正恩氏のイメージに泥を塗り、統治の障壁になると判断して表に出ない」

一方、平安北道(ピョンアンブクト)の内部情報筋は、逆の見方を示した。

「二人の仲はさほど良くないと聞いている。正恩氏は愛情を持って慶喜氏の面倒を見ようとするが、彼女からすれば夫の張成沢氏を殺したと正恩氏に会いたがらない。二人が会うことはほとんどない」(内部情報筋)

金正恩氏と慶喜氏の関係に関して相反する情報があるが、いずれにせよ「毒殺説」の信ぴょう性は低いだろう。

韓国の国家情報院も、13日午前に韓国の国会で開かれたブリーフィングの場で、「金慶喜毒殺説」を否定している。