北朝鮮の労働新聞と朝鮮中央通信は9日、潜水艦からの弾道ミサイル水中発射実験に成功したと報じた。発射実験には金正恩第1書記が立ち会っており、労働新聞は複数の写真を掲載している。
実験の日時や場所は不明。ミサイルに核弾頭が搭載されることになれば、日米韓にとって脅威になる。実験場所は、潜水艦基地がある日本海側の咸鏡南道・新浦(シンポ)沖の可能性がある。
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米韓では昨年来、北朝鮮が弾道ミサイル潜水艦の開発を進めているとの観測が浮上していた。10月にはジョンズホプキンス大学の北朝鮮分析ウェブサイト「38NORTH」が開発中の潜水艦と、「潜水艦発射型弾道ミサイル(SLBM)の垂直発射管実験装置」と見られるとする施設の衛星写真を公開している。
次ページに朝鮮中央通信の記事全文を掲載する。
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