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ロシアで9日に開催される「対独戦勝70周年記念式典」に金永南最高人民会議常任委員長が参加するために8日に平壌を出発した。9日の戦勝式典に参加後、10日に出国する予定だ。式典には、金正恩氏が出席するといわれたが、蓋を開けてみれば金永南氏が参加した。

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金正恩氏の訪ロについては、世界各国が注目していたが、モスクワ在住の朝鮮系(韓国系)ロシア人たちの間では、冷めた視線で見られていたと米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた。

韓国政府傘下の民主平和統一諮問会議モスクワ協議会のキム・ウォニル会長は、当初から金正恩氏は出席しないと予想していた。それでも「この機会を逃したのは本当に惜しい」と語る。

「北朝鮮は、閉鎖された状態を継続するのではなく、国際舞台で積極的に外交に取り組むべきだ。ロシアがその機会をつくったのに、十分に活用できなかったことは残念だ。北朝鮮は政策を転換すべきだと思う」

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モスクワ市内でビジネスをする韓国人キム・ジョンホ氏は、関心すらなかった。そもそも金正恩氏が訪ロしても、朝鮮系ロシア人にとって大きな影響はないと語る。一方でキム氏は、朝ロの活発な経済協力の動きについては肯定的に見た。

「北朝鮮がロシアから経済支援を受けることは望ましい。いつ倒れてもおかしくない北朝鮮に対して、ロシアまで無視すれば、窮地に追い込まれて何をしてくるのかわからないからだ」

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