数十人を雇用し「砂ビジネス」企業化

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砂採取ビジネスを始めるには、まず砂採取用の船を建造しなければならない。

一般的な砂採取用の船のサイズは全長3.5メートル、幅1.5メートル、高さ1.2メートル、重量は2~3トン、資材は「船主」が市場で調達して建造は国営工場に依頼する。各種費用を合わせると1500~2000ドルほどかかる。

次に「船主」は人材の確保にあたる。親戚や家族、あるいは知り合いで有能な者がいれば声をかけて事業総括責任者に任命する。責任者は国家建設事業所などで営業活動を行って販路を確保し、従業員の管理、賃金の会計なども行う。

また、体格のいい20~30代男性を雇用し、川底から砂を引き上げる作業に当たらせる。引き上げた砂は船に載せて陸に運ぶ。そこからトラックに載せて顧客の元に配送するのだ。

日当はコメ1キロが最低賃金。砂を引き上げる重労働はコメ10キロ。(50000ウォン=約750円)一人の「船主」の元で働く人々は数十人だ。

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