「移動の際にソビ車に乗れば、道(自治体)の境界線を超えない限り、検問所でも特に検査はされない。でも鉄道では頻繁に通行証の検査が行われるので、必ず携行していなければならない」

ソビ車と鉄道で違いある理由について情報筋は「外貨収入を増やすための当局の目論見」があると説明する。

ソビ車は、トンジュ(金主)が車両を購入し、工場、企業所の名義で登録して営業を行う。

運賃は鉄道に比べてかなり高く外貨払い。収入の何割かが国家に収められるため、乗客が多ければ必然的に当局の収入は増えることから通行証の検査を緩和しながら乗客をソビ車に誘導するというわけだ。

いわば、バス会社の収益から税金を徴収する「資本主義社会の方式」を、社会主義を標榜する北朝鮮が、なし崩しに実践してしまっているとも言える。

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