丹東税関に近い所にある北レスでは、保衛部の監視もありチップの受け取りに制限があるが、それはあくまでも表向きだ。上からは「チップを受け取るなら自分を失わず堂々と受け取れ」と教育されているという。
「夜はダンスと歌で盛り上げてくれますよ。みんな背が高くスラリとしていてきれいですね。盛り上がりすぎて舞台に上がっちゃうお客さんもいますが、一緒にダンスしてくれますよ」(情報筋)
北レスは、北京、上海などの中国の大都市だけでなく、地方の中都市にも進出している。北朝鮮に近い瀋陽や丹東などでは北レスが隣同士で並んでいる光景も珍しくない。
バンコク、クアラルンプール、カンボジアなどの東南アジアの都市や、既に廃業したがオランダのアムステルダムにも進出していた。
北レスは、外貨稼ぎのために北朝鮮当局や中国企業との合弁で営まれている。従業員は美貌はもちろんのこと、歌、踊り、楽器演奏に中国語まで兼ね備えた女性たちばかりだ。
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