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高麗人参は、「6年物」が最上品とされるが、農民たちは目先の利益のため、すぐに掘り出してしまう。3年物、4年物なら、まだ良質品とされるが、それ以前の育っていない人参まで掘り出すこともある。

この結果、高麗人参全体の生産量が減少。農民から高麗人参を買い取って高麗人参の一種である「紅参」を製造、販売していた工場が打撃を受けた。

「紅参」は、生の高麗人参を7回蒸して製造される。非常に手間がかかるが、薬効や保存性が高く高級品として日本でも知られている。

困った工場は、苦肉の策として中国産の安物を輸入して「紅参」を製造、いわば「産地偽装」に手を染めてしまった。「紅参のバッタもん」は、10本600人民元(約1万1600円)という高値で販売したという。