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従来施行されてきた10~15人単位の「分組管理制」から家族4~5人単位の「圃田担当制」に移行しつつあるものと思われる。

また、分配制度もわかりやすくなったようだ。労働新聞は「トウモロコシを1坪あたり15本を植えてそのうち10本が個人に分配されて残りは国に収めるという形でわかりやすく認識させた」と伝えている。個人に分配される量と国に収める量の割合が、7対3になったという計算だ。

ソウル大学統一平和研究院のチャン・ヨンソク先任研究院は韓国の聯合ニュースに「北朝鮮当局がこの仕組みを、労働新聞が優秀事例として紹介したソッカ協同農場をモデルにして全国的に普及させるかはもう少し様子を見る必要がある。しかし、北朝鮮が農業を家族中心の単位に移行させ、たくさん生産するほど多くの分配を得られる制度の導入により、労働意欲を高めようとしているのは間違いないだろう」と語っている。