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さらに「軍隊の農業支援や割当量が達成できなかったという口実で、分配量そのものを減らされてしまった。そもそも割り当てを達成できなかったのは、種が確保できなかったからなのに……。今年はもうだまされない」と強い不満を口にした。

情報筋によると、昨年、両江道の協同農場では各自に187キロが分配されるはずだった。しかし、実際に分配されたのは90キロにも満たなかった。2013年には174キロのはずが60キロしかもらえなかった。

「核心階層の労働党員ですら『党への忠誠は腹いっぱい食ってから』と言って個人耕作地に力を入れるように言っている。農場宣伝室と管理委員会に掲げられている『農業第一主義』のスローガンの前に『個人』と書き足した方がいいという冗談も飛び交っている」(内部情報筋)

余計な作業で農業に集中できないとボヤく農民

また、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)では、建設現場への動員や各種農機具の供出要求に苦しめられ農業に集中できないとボヤく農民たちの声を伝えている。