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アレクサンドル・ティモニン駐韓ロシア大使は1日、聯合ニュースのインタビューに応じ、米国が韓国へのTHAAD(サード=高高度ミサイル防衛体系)配備を進めていることについて「ロシアの国境から遠くない地域に(THAADを)配備するのは危険だ」として、反対の立場を強調した。

同大使は、「安全保障分野の複雑な北東アジア地域で新しい刺激要素が生じる可能性があり、軍備競争を刺激するかもしれず、朝鮮半島の核問題の解決をより複雑にすることもあり得る」との懸念を示したという。

また、ロシアが5月に予定している戦勝70周年記念式典に北朝鮮の金正恩氏が参加するかどうかについては「北朝鮮側から肯定的な返事が届いている」と話した。

さらに、まだ式典への参加意思を明らかにしていない朴槿恵大統領が訪露した場合、南北の首脳が会談を持つかどうかは「最終的には朝鮮半島両国の指導部にかかっている」と前置きした上で、「われわれは良好な環境を醸成するために努力する」とも述べた