韓国の同性婚をめぐる議論
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面ギャロップコリア社が2013年4月に実施した世論調査では、同性婚に賛成する人(25%)を反対する人(67%)が大きく上回っていた。しかし30代では賛成40%に対し反対53%、19歳から29歳では賛成52%に対し反対38%と、年齢が下がるにつれ賛成の割合が増える傾向にある。
次に宗教別では、賛成が最も多いのがカトリックの34%、次いで信仰なしが31%。
一方、プロテスタントは17%、仏教は15%と賛成する人が非常に少ない。
このように反対世論が強い中でも、映画監督のキムジョ・グァンス氏が2013年9月に同性パートナーと婚姻届を提出するパフォーマンスを行うなど、性的マイノリティの権利回復運動は広がりを見せているのだが、他方では行政当局が、同性婚に賛成するグループと反対するグループの板挟みになる事例が相次いでいる。
リベラル派として知られるソウル市の朴元淳(パク・ウォンスン)市長は昨年10月、米サンフランシスコ・エクザミナー紙とのインタビューで「韓国が同性婚を認めるアジアで初めての国になることを望む」と発言した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面これに対し、宗教保守勢力が猛反発。