渋谷の会は最近、渋谷区内の一般家庭に同性パートナーシップ制度導入に反対するビラをポスティング。また、ネット署名サイトのChange.orgで同制度に反対する署名を募っており、19日18時現在、約4400人の署名が集まっている。
そして、このウェブ署名の案内が韓国発祥の宗教団体・統一教会信者の合同ニュースブログFamily forum.jpに掲載されていることから、「同会の正体は統一教会ではないか」との指摘が出てきているのだ。
「渋谷の会と統一教会が一体であるかどうか、確かなことはわかりません。しかし統一教会系のメディアには渋谷区の動きを批判する記事が多数掲載されており、組織として反対しているのは間違いないでしょう」(前出・運動関係者の男性)
彼ら反対派の主張は、「同性婚によって社会が乱れる」「家族が崩壊する」「少子化が進む」など、欧米諸国では論駁されて久しいものだ。普通に考えれば、そうした陳腐な主張が社会で大勢を占めることはないようにも思える。
しかし現実には、性的マイノリティの人権回復を求める人々がいくら客観的な主張を行っても、「実力」によって抑えつけられてしまう状況も存在する。その最たる例が、統一教会など宗教保守勢力が猛威をふるう韓国社会の現状なのだ。
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