3月10日、渋谷区役所前と渋谷駅ハチ公前で行われた、同性パートナーシップ制度に反対する街宣活動。主催したのは、少なくないメンバーが在特会とかぶっているとされる右派団体「頑張れ日本!全国行動委員会」である。
もっとも街宣の目撃者によれば、「彼らの言い分は『(パートナーシップ制度は)日本解体の条例だ』『逆に差別を煽る』『お前らは反日左翼だろ』『条例が通ったら男が女を愛する時という曲が歌えなくなる』などと理屈にすらなっていませんでした。普通の人々が耳を貸すとは思えない」と言う。
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問題は、この街宣で彼らと行動を共にし、同性愛に対する偏見に満ちたビラを配布していた「家庭を守る渋谷の会」(以下、渋谷の会)なる団体の方だ。