北朝鮮の朝鮮中央通信は3日、韓国の朴槿恵(パククネ)大統領が1日の「3・1独立運動」の記念式典で行った演説に対して「売国逆徒としての醜悪な正体をさらけ出した」として非難した。

同通信は、論評「醜悪な事大・売国的正体をさらけ出した『記念の辞』」を通じて、「われわれの核をけなして『開放』や『変化』を力説」としながら「(記念の辞の)すべてが独善と専横、事大・売国と同族対決の醜悪な長広舌で一貫している」と非難する。

また、米韓合同軍事演習に対しても次のように反発した。

朴槿恵が米国上司と結託して民族の頭上に核の惨禍をあびせかけようとする大規模の「キー・リゾルブ」「フォール・イーグル」合同軍事演習をまたもや開始しておきながら、それに対してはそらとぼけて「3・1節記念の辞」だの、何のというほらを吹きながら3・1運動の精神をうんぬんしたのは、破廉恥と鉄面皮の極致である。

朴大統領は、演説のなかで日韓関係を評価しながらも、日本の「歴史問題」や「慰安婦問題」について批判しているが、論評はこれに対しても痛烈に非難した。

日帝がわが民族に及ぼした罪悪の歴史を伏せて21世紀の「韓日新協力時代」「未来50年のパートナーシップ」などと言って秋波を送りながら、手を取り合って新たな歴史をつづっていこうだの、何のと言ったのは、日帝に奪われた民族の自主権を取り戻すために全朝鮮民族が立ち上がった3・1人民蜂起に対する愚弄でり、日本に再侵略の道を開いてやる汚らわしい親日・事大屈従行為である。(原文ママ)

北朝鮮は、公式メディアによる反発だけでなく、2日には米韓合同軍事演習に反発する形で「スカッドC」と見られるミサイル2発を日本海へ向けて発射した。さらに中距離弾道ミサイル「ノドン」の発射の様子を見せていることから、今後の武力挑発の可能性に注視される。(関連記事

3・1独立式典で演説する朴大統領
3・1独立式典で演説する朴大統領

 

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