Littoral combat ship USS Fort Worth (LCS 3) and destroyer USS Samson (DDG 102)
米韓軍事演習に初参加する米海軍の沿海域戦闘艦フォートワース/米海軍ウェブサイトより

2日から始まる米韓合同軍事演習に、米海軍の沿海域戦闘艦(LCS)が初めて参加する。 LCSは水深の浅い海域での任務を目的に開発されたものだ。水深の浅い朝鮮半島の西側沿岸では、北朝鮮の潜水艇や半潜水艇、ミサイル高速艇が脅威となっており、LCSの演習投入は米軍による対抗策と見ることもできる。

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演習に参加するのは、第7艦隊所属のフォートワース。ヘリコプターと垂直離着陸無人偵察機(UAV)などを搭載する3400トン級の船体が、ウォータージェット推進により最大時速80キロの高速で移動する。

最大の特徴は、C4ISRと呼ばれる高度な情報処理システムを中核に、任務に応じて様々な装備を追加搭載できる点にある。対北朝鮮の沿海域任務では、対潜・対機雷装備のほか、特殊部隊浸透用の装備を搭載する可能性が高い。

北朝鮮は最近、地形の入り組んだ沿海域での作戦が得意なステルス高速艇を開発しているほか、2010年の哨戒艦「天安」撃沈に際しては、特殊部隊の潜水艇が浅瀬での待ち伏せ攻撃を行ったと見られている。

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