2日から始まる米韓合同軍事演習に、米海軍の沿海域戦闘艦(LCS)が初めて参加する。 LCSは水深の浅い海域での任務を目的に開発されたものだ。水深の浅い朝鮮半島の西側沿岸では、北朝鮮の潜水艇や半潜水艇、ミサイル高速艇が脅威となっており、LCSの演習投入は米軍による対抗策と見ることもできる。
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演習に参加するのは、第7艦隊所属のフォートワース。ヘリコプターと垂直離着陸無人偵察機(UAV)などを搭載する3400トン級の船体が、ウォータージェット推進により最大時速80キロの高速で移動する。