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北朝鮮の金正恩第1書記とプーチン・ロシア大統領が頻繁にメッセージをやり取りしていると、アレクサンドル・マチェゴラ駐北朝鮮ロシア大使が12日、イタルタス通信とのインタビューを通じて明かした。同大使は「両国は首脳級と高官級の政治対話を活発に維持している」として「両国首脳は定期的にメッセージをやり取りしている」としている。

マチェゴラ大使は「今年は『朝露友情年』に指定されており、多様な記念行事が計画されている」としながら、朝露経済協力の潜在力の大きさを強調。とくにロシアの資本と製品供給による、北朝鮮の鉱物資源開発に優先順位を置いているという。

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また、ロシアと北朝鮮に韓国も含めた3角協力への期待も表明。電力や天然ガス事業のほか、ロシア企業の開城工業団地への投資の可能性にも言及している。

ロシアと北朝鮮は昨年来、高官の相互訪問を通じて親密さを深めており、最近では北朝鮮の労働新聞がロシアを擁護しつつウクライナ非難の論陣を張っている。ロシア政府は5月に予定されている戦勝70周年記念行事に正恩氏を招待しており、参加が実現した場合、正恩氏にとっては最高指導者として初の外遊となる。