北朝鮮の労働新聞は11日、金正恩氏が元山(ウォンサン)市の育児園、愛育園、初等学校、中等学校の建設現場を現地指導したことを報道した。現地指導には、崔龍海、黄炳瑞、玄永哲、韓光相、趙甬元が同行した。

建設現場を現地指導する金正恩氏
建設現場を現地指導する金正恩氏/2015年2月11日付労働新聞より

酷寒のなかでの現地指導だが、次に紹介する写真からわかるように、金正恩氏1人だけ、ずっと手袋をはめたままだった。

建設現場を現地指導する金正恩氏
建設現場を現地指導する金正恩氏/2015年2月11日付労働新聞より

金正恩氏は、現地指導で「鋼材、セメントをはじめ建設用資材を円滑に保障してこそ、建設を促すことができる」と強調した。

北朝鮮の建設現場でセメントなどの建築資材が横流しされ、その結果ビルが崩壊するなどの事故が起きている。正恩氏の言葉の裏には、こうした建設現場のモラルハザードに対する警告が含まれているようだ。

また、建設労働を担当する北朝鮮軍(朝鮮人民軍)に対しては、次のように指示した。

人民軍が建設力量をもっと投入して朝鮮労働党創立70周年に当たる意義深い今年、元山市の育児院、愛育園の建設は太陽節( 金日成主席の誕生日)まで、初等学院、中等学院の建設は戦勝節(7月27日)まで終えなければならないとし、すべての建築物を千年責任をもち、万年保証できるように最上の質的水準で建設して孤児たちに立派なよりどころを与えよう。

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