脱北者1785人を対象に別個の調査を行った結果、自殺衝動を感じたことがあるかとの質問に20.9%が「ある」と答えた。これは、一般の韓国国民(6.8%)よりかなり高い。
脱北青少年は、自分の出身を隠そうとする傾向にある。自分の出身について「なるべく明らかにしたくない」という回答は32.3%、「絶対に明らかにしたくない」は26.1%だった。 2012年の調査の54.4%より約4%増加した。
出身を明らかにしたくない理由は「必要がない」が44.2%で最も多く、「差別を受けるかもしれない」(26%)、「好奇心を持たれたくない」(16.4%)などの順だ。
「ホンネ」を殺す教育を受けてきた脱北者たち
韓国での暮らしに満足しているかという問いに67.6%が「満足している」と答えた。その理由として次のようなものが挙げられた。