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朝鮮中央銀行のキム・チョンギュン総裁は朝鮮総連系の「朝鮮新報」のインタビューで、「現在、国の経済建設で提起されている資金需要を国内の資金を円滑に回転させる形で満たすことに力を入れている」「その一貫として新しい金融商品の開発、人民生活の領域でのカード利用などを推進している」と述べた。

現実は「モヤシを買うのも中国の人民元」

こうした当局の展望に対して、北朝鮮の人々の冷淡な反応を見せる。

慈江道(チャガンド)の内部情報筋は米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)に対して次のように語った。

「生活に欠かせない市場はもちろん、国営商店ですらモヤシから生活必需品に至るまで人民元で取引されている」

「2009年の貨幣改革(デノミ)の影響で北朝鮮ウォンは貨幣としての価値を失った」

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「当局は北朝鮮ウォンを流通させるために銀行への預金とICカードの使用を奨励しているが、人々の反応は冷めている」