これと同一と見られるミサイルは昨年5月、朝鮮中央テレビが放映した記録映画にも数秒間、登場していた。
北朝鮮が試射した新型対艦ミサイル/2015年2月7日付労働新聞より
3M24ウランは自衛隊も装備する米国製の「ハープーン」やフランス製「エグゾセ」に近い性能を持つとされ、射程は約130キロ。マッハ0.8の高速で超低空を飛行し、内蔵したレーダーで敵艦を追尾する「アクティブ・レーダー誘導」の機能を備える。
北朝鮮の新型ミサイルがこれと同等の性能を備えているならば、韓国海軍のイージス艦や新型駆逐艦を除く旧式艦艇や小型艦艇にとっては、大きな脅威になる可能性がある。
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