北朝鮮が去る1月、西海岸と東海岸で計2回にわたり米空母に対する攻撃訓練を行っていたとの観測が出ている。聯合ニュースが1日、韓国政府情報筋の話として報じた。
この情報筋によれば、北朝鮮は先月末に東海岸の元山(ウォンサン)付近の海域で空海軍合同の攻撃訓練を行ったのに先立ち、1月23日にも、西側沿岸の海域で同様の訓練を行っていたという。
朝鮮中央通信は31日、「南朝鮮の作戦水域に入ってきた米帝の空母を空中と水中で奇襲突撃する」訓練を報じており、これが元山での訓練に関するものと思われる。
一方、24日には「(敵航空戦力の)海外発進基地と敵の艦船集団を想定した目標に対する探索と強力な打撃」訓練を行ったとする報道が見られ、これが西海岸での対空母攻撃訓練を指していた可能性がある。