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事情は異なれど一度電化した路線にディーゼル列車を走らせる例は日本にも存在する。例を挙げると既に廃止されたが名鉄八百津線、三河線は運航コスト削減のために電化区間にディーゼルカーを投入していた。今回のディーゼルスペシャル列車の登場は合理的な選択と言える。

しかし、問題は運賃。恵山行の場合、電気機関車がけん引する一般列車は1200ウォン(約17円)だが、ディーゼル列車は9万ウォン(約1260円)、立席でも7万ウォン(約980円)もする。9万ウォンはコメ22キロ、トウモロコシ50キロが買える大金だ。

それに加えて地方住民が平壌に入るために必要な「特別証明書」と「承認番号」を得るにはさらに大枚を叩かなければならない。

飛行機ならさらに速い!

さらに金がある人にとっては飛行機という選択肢もある。