北朝鮮の金正恩第1書記が5月、ロシアで行われる第2次世界大戦での戦勝70周年行事に出席することを「ロシア政府が確認した」と、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)韓国版が24日、報じた。ロシア政府はこの行事に正恩氏を招待している。

ロシア大統領宮殿(クレムリン)の広報室がVOAの質問にメールで回答し、正恩氏の出席を確認したという。実現すれば、正恩氏が北朝鮮の最高指導者となって以来、初の外遊となる。

正恩氏のロシア訪問の可能性を巡っては、ラブロフ外相が21日の記者会見で、北朝鮮の反応について「最初のシグナルは前向きだ」と発言していた。

VOAはこの発言について、「金正恩第1書記が招待を受諾したと見るべきか」とクレムリン広報室に質問。それに対し、出席を確認したとする回答があったという。

VOAはまた、「クレムリン広報室関係者は、ラブロフ外相の表現自体が金第1委員長(正恩氏)の招請受諾を意味しているのだが、報道の過程で意味が正確に伝わらなかったようだと語った」としている。

その一方、この関係者は、正恩氏とプーチン大統領の首脳会談が行われるかどうかや、訪問スケジュールについては回答を拒否したという。

2015年1月24日空軍を現地指導する金正恩氏。
空軍を現地指導する金正恩氏(2015年1月24日付労働新聞=資料写真)