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金父子偶像化を目的にした銅像のため政府関係機関、企業所、人民班ではナーバスになっている。建設に参加する住民は「1日の総和(自己批判)」の義務があり、私事で建設作業に参加できない場合は、お金やガソリン、セメント、木材などの現物を上納しなければならない。

建設動員がなくても、この時期、北朝鮮の住民は「堆肥戦闘(人糞集め)」に動員される。(関連記事)恵山市の住民は、午前には6km以上離れた農場に集めた堆肥を治めて午後には銅像建立に動員されるなど二重苦だ。作業は、銅像をたてる場所の地ならしや石集めなどだが、動員にかり出された住民の負担を情報筋は次のように伝えた。

「建設労働に参加するのは生活が苦しい住民で、余裕のある住民はお金やガソリン、資材などを出して参加しない」

「昨年から市場で販売商品の規制が厳しくなった。お金を儲けられなかった商人は参加せざるをえない」

「寒さのなかでの堆肥動員でしんどい思いをしているのに銅像の建設は負担が増す」

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「一部の住民からは『明節(記念日)には、またお金がかかる』と間接的に政府を批判している」