北朝鮮の両江道で金父子(日成氏、正日氏)の銅像建設が進められているとデイリーNKの内部情報筋が伝えてきた。
両江道の情報筋は12日、「恵山市に大元帥様(日成氏と正日氏)の像が建設されることから、昨年秋から万寿台創作社の従業員が訪問している。恵山市住民は毎日、建設に総動員されている」という。
万寿台創作社とは、金日成一族の偶像化のための美術品を製作する専門企業所であり、肖像画やバッジなどを製作する。その蓄積された技術を生かして外貨稼ぎなども行っている。(関連記事)
情報筋によると、銅像は恵山市恵明洞の「戦跡管理所」に建設されるとのことだ。冬でも工事を進められていることについて、今年の10月10日に迎える朝鮮労働党創立70周年に間に合わせるためだと伝えた。