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米韓両国政府は、北朝鮮が「(米韓合同軍事演習を)中止する場合、われわれも米国が憂慮する核実験を臨時に中止する用意がある」とのメッセージを発したことに対し、拒絶する姿勢を示している。韓国の聯合ニュースが11日に報じた。

合同軍事演習が予定通り実施された場合、北朝鮮は「報復」として核実験を強行しつつ、「責任は米韓にある」との主張を行う可能性がある。

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米国務省は10日、北朝鮮の提案に対するオバマ政権の見解を求めた聯合ニュースの質問に対し、「通常の米韓の訓練を核実験と不適切に結びつける北朝鮮の声明は、暗黙の脅し」であると回答。事実上、北朝鮮の提案を拒絶した。

また、国務省のサキ報道官も同日、「新たな(4回目)の核実験は、複数の国連安全保障理事会決議に基づく北朝鮮の義務に明らかに違反する」とし「2005年6カ国協議共同声明に沿った北朝鮮の約束にも反する」と強調している。

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聯合ニュースによれば、韓国外交部(外務省)当局者も「北朝鮮の核実験は、度重なる国連安全保障理事会決議を通じて禁止されており、北朝鮮はこれを遵守する義務がある。韓米合同演習と関連付けられる事案ではない」と述べ、北側の提案に否定的な対応を示したという。

?米韓両国は毎年、合同軍事演習を実施している。今年は2月下旬から指揮系統演習の「キー?リゾルブ」と、野外戦術機動演習の「フォールイーグル」が実施される。昨年の両演習には、韓国軍から延べ21万人、米軍からは海外から集結した部隊など延べ1万2700人が参加。大量の兵力動員に反発した北朝鮮がミサイルを発射するなどして、緊張が高まった。

 

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