労働新聞は30日、金正恩氏が第851軍部隊管下の女性放射砲区分隊の砲射撃訓練を現地指導したと伝えた。現地指導には、正恩氏の実妹である金与正(キム・ヨジョン)氏が同行している。
与正氏が、正恩氏と一緒に軍部隊の訓練を視察したのは今回が初めて。金正日総書記の死去から3年の喪が明け、本格的な金正恩時代が始まるのにあわせ、権力中枢での活動の幅を広げる意図があるものと見られる。
労働新聞によれば、視察にはほかに崔龍海(チェ・リョンヘ)、黄炳瑞(ファン・ビョンソ)、玄永哲(ヒョン・ヨンチョル)、金英哲(キム・ヨンチョル)、オ・グムチョル、キム・ミョンシク、チェ・ヨンホ、キム・ヨンボク、呉日正(オ・イルチョン)、韓光相(ハン・ガンサン)、李炳哲(リ・ビョンチョル)の各氏が同行し、朝鮮人民軍火力指揮局長のパク・ジョンチョン陸軍上将が彼らを出迎えたという。