船内で聞いた「悲鳴」
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面いまから20年余り前、在日朝鮮人訪問団の一員として北朝鮮を訪れた際に、「万景峰(マンギョンボン)」号の中でこんなことがあった。
新潟から元山(ウォンサン)まで、2泊3日の船旅は退屈である。乗客たちはトランプをしたり、囲碁を打ったり、船室やロビーのテレビで流れる朝鮮映画を観たりと思い思いに過ごす。
そんなノンビリした空気の中で、とつぜん「キャッ」という軽い悲鳴を聞いた。声の主は、修学旅行のために同乗していた朝鮮高校の女子生徒たちだ。