たまったお金で夫や子どもたちに新年の贈り物を買って、気持ちよく新年を迎える。

普段は、亭主関白で威張り散らす夫も、妻が買ってきた下着を着ると急に「愛妻家」になって優しくなったりする。

子どもたちは靴やスケートを買ってもらい満面の笑みを浮かべて喜びを表す。

貯まったお米は、正月の餅となって供される。

北朝鮮の多くの庶民達の生活は相変わらず苦しい。しかし、この時ばかりは辛い日々を忘れて、幸せでのんびりした一時を過ごせるのだ。

お金やコメを集める風習は、各家庭の細々とした習慣だったが、最近では「頼母子講」のような形で広がっている。商人や知人同士で集まって少しずつお金や米を出し合い正月前に分配するシステムだ。

下級幹部は「賄賂もつらいよ」

幹部は幹部なりに、忙しい年末を過ごす。上役に収める「賄賂集め」の準備をしなければならないからだ。

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