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チュ会長はパクさんが胸などを正確に撃たれたことについて、「AK47小銃でそのように命中させるには、最低でも100メートル先のターゲットに対し特級の腕前を持つ射手だけが命中させることができる」と言い、「射撃の技術も北朝鮮軍の一般歩兵のレベルを越えている」と語った。チュ会長の話から、北側の説明とは異なり、近い距離での銃撃の可能性も排除できない。

チュ会長はまた、「もし北朝鮮が特定の政治的な目的で韓国の民間人に対する逮捕や拘禁、処刑などが必要であったならば、金剛山観光地が最適の場所だったはず」と言い、「金剛山観光地には思想的・技術的に北朝鮮最高の精鋭軍人が布陣しており、韓国の観光客は無防備状態にさらされているため」と指摘した。

「金正日だけが決断できる」

一方、北朝鮮の江原道地域の00軍団に勤務し、2005年に韓国に入国したイ・ミョンホ(仮名)前上佐(中佐級)は、「北朝鮮軍の特性上、韓国の観光客に対する射撃の可否を境界の哨兵が決定するというのはあり得ない」と言い切った。